債務整理を失敗しないために：おまとめローンを扱っている銀行なら、安心かな？っと考える方がいるかもしれませんが、大間違いです。テレビＣＭで「おまとめローン」が盛んに宣伝されていますが、サラ金の整理をする場合におまとめローンを使うと、逆に借金が激増することがあるので、注意が必要です
借金をする理由は人それぞれありますが、それらの借金事例を事前に知っていれば、最悪の事態になる前に、正しい借金整理をするチャンスに巡り合えたかもしれません。
そこで、借金地獄ともいうべき事例を何点か挙げます。
借金地獄事例集１ 「監禁」
借金の返済が滞った際に、取立てに来た金融屋に事務所に連れていかれ、手を縛られて監禁された。
監禁状態にあいながら、金融屋からは「弟に電話をして支払いに来させろ！」っと命じられ、携帯電話で弟を呼び出した。
呼び出された弟は、怖いお兄ちゃん４人に腕をつかまれ、そのまま消費者金融のＡＴＭをはしごして、無理やり返済をさせられた。
借金地獄事例集２ 「持病」
子供のころから重度の皮膚病で、大人になってからも皮膚病による外見を理由にのきなみ営業系の仕事は採用されず、失業状態が続いた時期があった。
その時期に、生活資金を用立てるために借入をし、以後、１０年超にも及び借金返済のためだけに仕事を続けるようになった。
病気と借金の二重苦、外観に対するコンプレックスもあいまって、富士の樹海へ足を運んだところ、弁護士会・司法書士会の、債務整理・借金相談の立て看板を発見し、ぎりぎりで自殺からは踏みとどまり、辛くも借金地獄からは抜け出せた。ちなみに過払いは３００万円もあった。
借金地獄事例集３ 「自殺を決意する瞬間」
３０代のころ、離婚・失業をきっかけに消費者金融から借金をしたところ、毎月の利息支払いで精いっぱいで、いつまでたっても完済のめどは立たなかった。
やがて、長い借金生活を続けているうちに５０代後半になり、将来もらえるであろう年金を全て返済に充てても元金が一切減らない状態となってしまった。
そのころ、自分の住んでいる集合住宅の友人が、借金を苦に首をつって死んだことを知った。
自分も、
「このまま借金を残して子供たちに背負わせるぐらいなら、死んでしまった方が子供たちのためになるのかな。生きていても何もいいことはないし、死ぬことなんてちっとも怖くなくなってきた」っと考えるようになり、どのように自殺をしたら子供たちに迷惑がかからないかを考えるようになっていった。
「入水自殺だと死体があがらなくて、捜索費用が子供たちの負担になるかもしれない。電車に飛び込むのも賠償金の問題が発生するのかな。ガス自殺も、火がついたら周囲の部屋の人に迷惑がかかるかもしれない。」
毎日、死ぬことだけを考えていたが、幸いにも息子が債務整理の専門家のチラシを見つけてきて、事なきを得た。
借金地獄事例４ 「ＤＶと借金」
Ａ子さんは結婚生活前から借金をしていたが、結婚後もその借金を打ち明けられずにいた。
しかし、子供が生まれた際にもろもろの出費が重なり、夫の給料の一部を自分の借金の返済に充てていたことが発覚し、動けなくなるほどに殴られた。
その後、夫から、「今後は借金を絶対にするな」っときつく言われたが、子供が私立高校に上がる際に、入学金が用立てできなくなり、つい夫に黙って消費者金融から借り入れてしまった。
しかも、不景気のあおりもあって、Ａ子さんはパートをクビになり、夫の給料の一部を使わないと、返済不能な状態となってしまった。
Ａ子さんは以前に借金が発覚した時の夫の暴力が怖くて、借金をしていることをうちあけられず、借金はどんどんふくらんでいき、Ａ子さんは精神的なプレッシャーから軽うつ状態となって、体調を崩してしまいました。
借金地獄事例集５ 「株・為替と借金」
株や為替の世界では、自分が持っていない株や通貨の何倍もの量を取引することができます（いわゆる信用取引）。
しかし、その担保として、「証拠金」というお金が必要になるのですが、株や為替で大きく評価損が出てくると、「追加証拠金（いわゆるオイショウ）」を要求されます。
このオイショウを入れないまま、どんどん評価損が降り積もると、いままで預けていた証拠金が、全額没収となってしまいます。
そのため、損失が確定するのを恐れるがあまり、どんどんオイショウを入れていき、ついには借金をしてまでオイショウを用意するようになります。
この段階になると、仕事は手につかなくなり、仕事中でも株や為替の情報を見続け、ついには会社から勤務態度の問題を指摘され、仕事を失うことになってしまいました。
残ったのは、借金だけです。
信用取引をしていたために、株や外貨といった現物すら手元に無い状態となってしまいました。
借金地獄に追い込む厳しい取立てが行われる理由
借金地獄へと追い込む悪質業者・闇金一覧
所長 司法書士
〒１０１−００４２
東京都千代田区神田東松下町４６番地
大木ビル３階
営業時間 １０時から１８時
TEL ０３−５２０７−９３９３
FAX ０３−５２０７−９３９４
Eメール
shiho-syoshi_at_home@hop.ocn.ne.jp
メールによる無料法律相談（債務整理・借金問題用）はここをクリック
メールによる無料法律相談（債務整理・借金問題以外）はこちら
 |
 |
 |